羽生善治三冠の妻で元女優の理恵さんが7月4日、連勝記録がストップした藤井聡太四段について「これでフィーバーも落ち着き研究に没頭できる理想的な展開」と私見を述べた。
歴代最多連勝記録を更新中だった将棋の最年少プロ棋士・藤井四段は、7月2日の対局で公式戦初黒星。14歳2カ月でプロ棋士となり、昨年12月のデビュー戦から無敗のまま29連勝を達成すると、社会現象とも言えるほど日本中の注目を集めた。連勝ストップにも理恵さんはTwitterで「何処の報道も藤井四段30連勝成らず!と紹介してますが、充分単独1位の立派な記録」とコメント。29連勝も神谷広志八段が1987年に樹立した28連勝を上回る前人未到の記録であることを強調した。
さらに「デビューしたてで様々なタイプの諸先輩と対局出来てデータベース化して研究の糧に」できると、すべてが勉強になるこの時期に様々な対局を経験できたことにも触れた。そして「これでフィーバーも落ち着き研究に没頭し藤井四段が成長出来る理想的な展開」と、加熱する一方だった藤井フィーバーが落ち着くことで今回の敗戦が藤井四段にプラスに働くとした。
また、他のユーザーから寄せられた「これで将棋の裾野が広がると良いですね」とのコメントにも「はい~~ ゆづ君でスケートの新しい魅力が広まったように、将棋も新たな浸透をと願ってます」と自身も応援するフィギュアスケートの羽生結弦選手を引き合いに出し、将棋界全体が盛り上がることにも期待を寄せた。
藤井四段は、7月6日に順位戦C級2組の対局が予定されている。AbemaTVでは、この対局を生中継する予定。
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