今年も下半期に突入し、新日本プロレスのリングはこれからG1クライマックスという大舞台を迎えることとなる。
上半期の流れを振り返ってみると、どのタイトルをめぐる闘いも激しいものだった。特に大きな存在感を発揮したのは、やはりIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也だ。1.4ドームで棚橋弘至を下し、世代交代を果たすと4月29日にはジュース・ロビンソンにも勝利している。この防衛戦の際には、ロビンソンの挑戦権に疑問を呈し、さらにベルトを蹴りながら入場するなどベルトの価値さえ揺るがす“暴挙”も話題になった。その後もベルトを鉄柱に投げつける破壊活動にいそしんだ内藤。現在は棚橋にベルトを奪われた状態だが、今後が最も気になるレスラーだ。