若手エースの1人、佐々木勇気六段(22)が、竜王挑戦に向けて大きな壁へと挑む。
 7月16日の第30期竜王戦決勝トーナメント4回戦は、佐々木六段が久保利明王将(41)という顔合わせ。29連勝を達成した中学生棋士・藤井聡太四段(14)の連勝を止めたイケメン棋士として一気に注目を浴びた佐々木六段だが、竜王挑戦への道のりは今後も強敵ばかりだ。
 久保王将は昨季、当時の郷田真隆王将(46)を下し、通算6期目となるタイトルを獲得。竜王1組、順位戦A級と、現在のトップクラスに位置する棋士の1人だ。台頭著しい20代棋士として、佐々木六段が壁を久保王将の壁を越えるのか、それとも跳ね返されるのか。注目の一局だ。