日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第6節A卓が7月17日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田が快勝でリーグ暫定2位に浮上した。
後半戦突入となった第6節のA卓はリーグ上位、下位2人ずつの組み合わせになったが、柴田は3、4回戦で大勝。53.8ポイントを稼ぐ快勝で、トータルでも104.9ポイントまで伸ばし暫定2位まで順位を上げた。「1、2回戦の結果からは考えられない成績になって素直にうれしい。8年ぶりの決定戦目指して頑張ります」と、久々となるタイトル挑戦に意欲を燃やしていた。
【試合結果】
1位 HIRO柴田+53.8
2位 近藤久春+6.6
3位 和久津晶+6.5
4位 沢崎誠▲66.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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