将棋の第64期王座戦の挑戦者を決めるトーナメントの決勝が7月28日に行われ、中村太地六段(29)が青嶋未来五段(22)を破り、羽生善治三冠(46)への挑戦権を獲得した。
 王座のタイトルは羽生三冠が2012年から5期連続で防衛中。中村六段は2012年の棋聖、2013年の王座に続く3度目のタイトル戦で、過去2回はいずれも羽生三冠に敗れたが、2013年の王座戦5番勝負では先に2勝し、あと1勝のところまで追いつめたことがある。