横浜DeNAが8月3日、対中日17回戦に4対3で勝利した。1点差を守りセーブを挙げたのはクローザーの山崎康晃投手(24)。AbemaTV(アベマTV)の中継で解説を務めた森本稀哲氏は、特別な思いで後輩である山崎の投げる姿を見ていた。

横浜DeNAの1点リードで迎えた9回、アレックス・ラミレス監督はここ2試合救援に失敗している山崎をマウンドに送った。森本氏と山崎は、同じ帝京高校のOB。中継内では、山崎が野球を始めたきっかけが森本氏であり、森本氏の姿に憧れて「僕もあのユニフォームで甲子園に行きたい」と帝京高校へ進学したというエピソードが紹介され、それに対し森本氏も「家族みんなで応援している」と明かした。そして「山崎は昨日、その前の試合と悔しい思いをしている。今日は男山崎を見せて欲しい」と檄を飛ばし、「もってこいの展開ですからね。さあ頑張れ!」と熱のこもった応援をした。
「今日は0点で抑えるというよりも3人で完璧に抑えて欲しいですね」という森本氏の期待どおり、山崎は9回を三者凡退に抑えて見事“復活”。これには森本氏も喜びを見せるとともに、AbemaTVのコメント欄には「ひちょりありがとう!」と森本氏の応援に感謝する書き込みがあふれた。
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