日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第7節A卓が8月7日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、伊藤優孝が1人浮きのトップを取った。
前節までリーグ6位につけていた伊藤優孝は、最終4回戦に1万点割れの窮地から反撃を開始。オーラスで見事に逆転しトップを取ると、半荘4回戦トータルでも1人浮きのトップとなり、暫定ながらリーグ順位も1つ上げ、5位に浮上した。「目標通り+30ポイント以上出来て良かった。これで上を見て戦えるので決定戦目指して頑張ります」と、プラス域にも復帰し、決定戦出場となる3位以上を見据えていた。
【試合結果】
1位 伊藤優孝+36.1
2位 近藤久春▲3.3
3位 HIRO柴田▲6.4
4位 石渡正志▲26.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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