横浜DeNA桑原将志外野手(24)が、7月度の月間MVPセ・リーグ打者部門に輝いた。不動の1番打者として月間打率はリーグトップの3割8分9厘をマーク。出場21試合中17試合でヒットを放ち、マルチヒットも13回、猛打賞も5回と打ちまくった。チームを引っ張りリードオフマンに、我慢の起用を続けたラミレス監督も「セ・リーグで1番打者なら一番いいと思っている」と賛辞を贈った。
 横浜DeNAの攻撃はもう1年以上、桑原から始まっている。昨年6月20日の日本ハム戦以来、不動の1番打者としてチームに勢いを与える役割を担っている。ラミレス監督は「桑原に関しては1番が最適だと思って使っています。序盤スランプがあって苦労したが、今は安定していい成績を残して、成長してくれた」と目を細めた。