日本マット界における夏の最大の一ベント・新日本プロレスのG1クライマックスが幕を閉じた。8月13日、両国国技館3連戦、その最終日。決勝戦で対戦したのはAブロック首位の内藤哲也とBブロック首位のケニー・オメガだった。
内藤は、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いる“制御不能のカリスマ”として新日本でもトップの人気を誇る。ケニーは昨年、外国人選手として初めてG1制覇を達成すると、今年の1.4東京ドーム、6月の大阪城ホールと2度にわたってIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと死闘を展開。つまりこの決勝は、現在の新日本で最も“熱い”選手同士の激突だと言っていい。