日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第7節B卓が8月14日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、古川孝次が66.1ポイントを稼ぐ快勝でリーグ順位も暫定4位まで浮上した。
古川は1回戦でラスを引いたものの、2回戦からは鳴きをいかした持ち前の打ち筋がはまり、一気に3連勝。暫定ながら順位を4位まで上げ、決定戦進出の3位以上まであと一歩と迫った。「決定戦での前原(雄大)との対戦を目標に掲げてきた。それが現実的に見える位置なので、気合を入れて後半戦頑張ります」と、鳳凰位に意欲を見せていた。
【試合結果】
1位 古川孝次+66.1
2位 和久津晶7.1
3位 藤崎智+3.9
4位 前田直哉▲77.1
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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