道場に観客を入れて開催する定期興行をベースに、女子プロレス団体アイスリボンは好調な運営を続けてきた。後楽園ホールでのビッグマッチも観客動員が伸びており、取締役選手代表の藤本つかさは「(いつもはステージで使用する)会場北側も客席として開放し、満員に」と豊富を語っていた。
 アイスリボンはプロレスサークルも運営しており、そこからプロになる選手も多い。それだけに年齢層もバックボーンも幅広く、小学生でデビューした選手もいれば、元銀行員も。体育会系の縦社会とはひと味もふた味も違う明るさが魅力の一つだ。