将棋の第30期竜王戦の挑戦者決定三番勝負の第1局が8月14日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、羽生善治三冠(46)が松尾歩八段(37)を下し、2010年以来となる竜王挑戦に王手をかけた。
羽生三冠は永世竜王の資格獲得まであと1期と迫っており、獲得すれば前人未踏の「永世七冠」を達成することになる。竜王のタイトルは渡辺明竜王(33)が2期連続で防衛中。次回の対局は8月25日。
今期の竜王戦決勝トーナメントは藤井聡太四段(15)が29連勝を達成、さらには佐々木勇気六段(22=当時は五段)に敗れ連勝がストップする対局があり、AbemaTV(アベマTV)などで中継され、大きな話題にもなった。
(C)AbemaTV