ケージで試合を行ない「世界標準」をスローガンとするパンクラスでは、選手の海外団体進出も積極的にバックアップしている。9月のUFC日本大会には、女子王者の朱里とウェルター級王者・阿部大治が出場することに。大きなチャンスを掴める場だけに、パンクラスでは若い力の台頭が目立つ。そこにベテランが立ちはだかることで、タイトル戦線が活性化すると言ってもいい。
8月20日ディファ有明大会(21日21時~AbemaTVで放送)のメイン、フライ級タイトルマッチのマモルvs仙三も、まさにそんな試合だった。マモルは修斗で2階級制覇を達成したベテラン。パンクラス王座は今年3月に獲得している。