中学生棋士・藤井聡太四段(15)が8月24日、公式戦では初となる順位戦A級棋士との対局で敗れ、トップ棋士の壁に跳ね返された。
 この日の対局は、第43期棋王戦挑戦者決勝トーナメントの2回戦で、相手は名人戦・順位戦A級、竜王戦1組と2大タイトルで最上位に所属する豊島将之八段(27)。タイトル挑戦3回、トップ棋士がそろう将棋日本シリーズ優勝などを誇る実力者で、5月に行われたイベントでの非公式戦でも豊島八段が快勝していた。