将棋の第58期王位戦七番勝負の第5局の前夜祭が8月28日、対局の会場となる徳島県徳島市の渭水苑で行われた。3勝1敗と、初タイトルに王手をかけている挑戦者の菅井竜也七段は「シリーズでは力以上のものを発揮できている」と振り返った。
対する羽生善治三冠もタイトル通算98期を数え、通算100期の偉業を達成するためにも、タイトルは1つとして手放せない。「大変な状況ですが、タイトル戦という舞台で対局できるのは棋士にとって名誉なこと。明日からの対局に一生懸命臨みたい」と初心に戻っていた。
王位戦七番勝負は2日制で、持ち時間は各8時間。AbemaTVでは、この対局の模様を2日間生中継する。
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