日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第8節A卓が8月28日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、近藤久春が+73.4と快勝し、マイナスポイントを一気に完済することに成功した。
前節まで▲61.4、リーグ9位と降級ラインに足がかかっていた近藤は、この日は絶好調。半荘4回のうち2回戦で大きなトップを取ると3、4回戦も取り、3連勝でフィニッシュ。リーグ順位こそ1ランクアップの暫定8位ながら、9位以下に90ポイント以上の差をつけ、降級の危機から一歩抜け出した。「今回大きくプラスできたので降級を恐れずに決定戦だけを見て頑張りたい」と、67ポイント差まで詰め寄った決定戦争いに標準を定めていた。
【試合結果】
1位 近藤久春+73.4
2位 内川幸太郎+28.3
3位 石渡正志▲33.8
4位 和久津晶▲67.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から