“世紀の一戦”とも呼ばれたボクシングマッチ、フロイド・メイウェザーvsコナー・マクレガーの12回戦は、メイウェザーの10ラウンドTKO勝利という結果に終わった。
一度は引退したとはいえ、ボクサーがMMAファイターにボクシングルールで勝ったのだから、当然の結果とも言える。だが、試合序盤に見せたマクレガーのアグレッシブな闘いぶりは充分にファンをエキサイトさせてくれた。
何より、この試合が実現したことそのものが快挙だと言っていい。メイウェザーはボクシングで無敗のまま世界5階級制覇を達成した。マクレガーはMMAの最高峰・UFCで2階級同時にタイトル獲得。UFC初のNY進出となるマディソン・スクエア・ガーデン大会でメインを張ったのも、ファイトマネーだけで100万ドル以上を最初に稼いだのもマクレガーだった。