今季限りでの引退を表明している女子プロゴルファーの宮里藍が8月30日、自身のブログで現役選手としての試合出場を残り2試合とすることを表明した。
「最後の試合。」というタイトルで更新したブログでは、「その名の通り今日は最後の試合を決めた事をご報告します」と切り出すと、「やはりここ暫く考えた結果、今の現状で自分のゴルフが家族を超えることはないと心から感じており、現役最後の試合を、今年最後のメジャーであるエビアンで終える事を決めました」と、最終戦をエビアン選手権に決めたことを記した。
5月の引退表明以来、「メジャーに出場出来るチャンスがあれば、メジャーは全部出たいという気持ちはずっとあったので、エビアンまでというのは、漠然とイメージしていました。そのメジャーを全て終えた後に、日本でまた出場出来る機会があれば、その時は頑張りたいと思っていました」という宮里だが、自身の状態を見極めた上での決断となった。
今週、キャンビア・ポートランド・クラシックに出場する宮里は「残されたこの2試合をしっかりと全力で頑張る事。最後まで私らしくチャンレンジするという事。自分のツアープロ生活を、小さい頃からずっと夢だったこのアメリカツアーで終えられるという事。沢山の事に幸せを感じています。なので、最後までしっかりと前を向いて頑張りますので日頃から応援してくださる皆様には、温かく見守っていただけたらとても嬉しく思います。あと2試合、宜しくお願いします!!」と意気込みを語り、締めくくっていた。