この記事の写真をみる(3枚)

 30日夜に、イタリア・ペーザロで開幕する「世界新体操2017」。前回大会、日本は団体種目別のリボンで40年ぶりのメダルを獲得した。成長を遂げるフェアリージャパンの見どころについて、『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV)は元日本代表の畠山愛理さん(23)に取材した。

 畠山さんは昨年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックまで、新体操の日本代表として活躍。オリンピック後に現役を引退した。今回、世界新体操を伝えるリポーターとしてフェアリージャパンを取材している。

 最近までロシアで取材をしていたという畠山さん。フェアリージャパンについて、「すごくまとまっていましたね。早い段階から安定感があって、世界新体操の前にたくさんワールドカップに出るんですけど、いくつもの大会でメダルを獲得しているので、今年はメダルに近いのではないか」と期待を寄せる。

拡大する

 また、今回のフェアリージャパンの武器として「演技の正確性」「安定感」「同時性」を挙げる。「3つの中でどれにしようか迷ったんですけど、この3つを全体的にできるというのが日本の強みではないかと思います。今年ルールが変わり、審判に提出する演技の申告書がなくなったんです。正確に演技をしないと審判も何をやっているかわからないので、(正確性は)日本の強みだと思います。(新体操は)表現スポーツで採点競技なので、早い段階から安定感のある演技を見せていた方が、審判のチームに対するイメージが良くなる。その状態で日本は世界新体操に臨めています。同時性というのは、団体演技は5人でやるんですけど、動きの同時性が日本は優れています。ピルエットという5人が同時にターンする場面でも日本チームは細かいところも合わせているので、見ていて気持ちがいいと思います」と話した。

拡大する

 リオ五輪で見せた「リボン4本投げ」のような印象的な技については、「今年の演技も最後に見せ場の技が入っています。繊細な技で、最後の最後で体力的にもきついんですけど、見た目的にも大きい技なので見どころです」と注目する。

 畠山さんは最後に「新体操のルールとか詳しいことはわからないと思うので、舞台のような感じで演技を見ていただいて、演技だけじゃなくコスチュームも衣装が変わっただけで演技の雰囲気も変わるのでそこも注目ポイントです」と話した。

 「世界新体操2017」の模様は9月2日(土)、3日(日)にテレビ朝日系列で放送される。

(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)

『けやきヒル’sNEWS』は毎週月~金曜日 12:00~13:00「AbemaNews」チャンネルにて放送!

けやきヒル’sNEWS キャスター:徳永有美 | AbemaTV(アベマTV)
けやきヒル’sNEWS キャスター:徳永有美 | AbemaTV(アベマTV)
ランチタイムに最新ニュースをお届けします!ネットでは何が注目されたのか?午後の天気は?現場からの独自中継も!
AbemaNewsチャンネル | AbemaTV(アベマTV)
AbemaNewsチャンネル | AbemaTV(アベマTV)
AbemaTVのAbemaNewsチャンネルで現在放送中の番組が視聴できます。
テレ朝本体・系列局との連携「いいサイクルが生まれ始めている」 AbemaTV「AbemaNews」プロデューサーに聞く(1)
テレ朝本体・系列局との連携「いいサイクルが生まれ始めている」 AbemaTV「AbemaNews」プロデューサーに聞く(1)
テレビ朝日「けやき坂スタジオ」の副調整室"けやき坂サブ"で(撮影:弘田充) テレビ朝日とサイバーエージェントと共同で展開しているAbemaTV。アプリを立ち上げてすぐ目に飛び込んでくるのが、Abema
Abema TIMES
この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(3枚)