株式会社ポリゴン・ピクチュアズがアニメーション制作を担当する世界中で親しまれるペンギンのキャラクター「ピングー」の新テレビシリーズ「ピングー in ザ・シティ」が10月7日よりNHK Eテレで放送がスタートする。

ピングーは、南極に住むピングーとなかまたちの日常がコミカルなタッチで描かれたストップモーション・アニメーション。スイスの映像作家、オットマー・グットマンによって 1986 年にパイロットフィルムが発表され、翌年ベルリン映画祭で上映されると大きな反響を呼んだ。1990 年からは TV シリーズの放送がスイスでスタート。その後、イギリスや日本など世界 155 以上の国と地域で放送され、長きにわたり子どもから大人まで多くのファンを獲得してきたアニメーション作品だ。これまでに、5分×156エピソードのシリーズと25分×1 本のスペシャルが制作されている。「ピングー in ザ・シティ」は 2004年以来13年ぶりとなる新作で、初のCG制作となる。
クレイ人形をコマ撮りしたストップモーションで人気を博したピングーが、2017年、3DCGアニメーションになって生まれ変わる。最新技術を駆使し、オリジナルシリーズ特有の質感を残しながらも、3Dならではの軽快なカメラワークと、生き生きとしたキャラクター表現で新しい世界を描いていく。
物語の舞台は、白い氷の村から、カラフルな“都会の街”へ。やんちゃで好奇心旺盛なピングーが、シェフ、サッカー選手、花屋さんなど、様々な職業をお手伝いする、痛快でコミカルなストーリーとなっている。
【イワタナオミ監督のコメント】
今日も仕事か…なんて、ため息で一日が始まる人も多いと思います。大人にとってつまらない仕事も、ピングーだったら楽しんじゃうんだろうな…もしピングーが手伝ってくれたら、つまらない仕事もたちまち楽しいイベントに変わってしまうんじゃないか? そうだ、ピングーに仕事をさせてみよう!そんな想像から新しい『ピングー』のアイデアは生まれました。ビルの立ち並ぶ大都会で、ワクワクドキドキしながら、いろいろな職業にチャレンジするピングーの姿は、子供達だけなく疲れた大人達にもエネルギーを与えてくれるはずです。子供達には夢を、大人には元気を!新しい『ピングー』をお楽しみに!
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