日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第6節C卓が9月5日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、荒正義がトップを取り、総合順位を暫定3位に上げた。
上位2人がA1に昇級するリーグ戦で、荒は前回まで暫定5位。前節では▲40.2と手痛い失点をしていただけに、巻き返しを狙う戦いだった。半荘4回戦のうち2回戦でトップを取ると、続く3回戦もトップ。+37.1の成績で卓内トップを取ると、総合順位でも昇級まであと一歩に迫る暫定3位まで浮上した。「自分の時間帯が来たという感じではなかった。残り5節で(昇級まで)100ポイントから120ポイントを目指して頑張ります」と、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 荒正義+37.1
2位 古橋崇志+17.0
3位 麓征生+12.7
4位 ともたけ雅晴▲66.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から