史上最多の29連勝を記録した将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が、初の棋戦優勝を目指して9月7日、佐々木大地四段(22)と対局中だ。
この日は26歳以下、六段以下、女流などが参加する新人王戦の準々決勝で、対戦相手の佐々木大地四段は、藤井四段と同じ2016年に四段昇格したものの、順位戦の下位リーグにあたるフリークラスからスタートした若き苦労人。フリークラスで好成績を残し、現在は2人ともC級2組に在籍しており、ともに3連勝と好調だ。勝者は準決勝で石井健太郎四段(25)と対戦する。
新人王戦は持ち時間各3時間。対局の模様はAbemaTV(アベマTV)ほかで中継されている。藤井四段、佐々木大地四段の2人は、9月末から始まるAbemaTVの対局企画「若手VSトップ棋士 魂の七番勝負」に、若手棋士チームとして参加している。
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