日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第7節A卓が9月19日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、吉田直がトップを取り、昇級戦線に名乗りをあげた。
上位2人がA1リーグへ昇級できるA2リーグで、吉田は6節終了時点で10位だったが、この日はじっくりとした手役重視の麻雀が功を奏し半荘4回戦のうち3、4回戦で連勝。58.6ポイントを稼ぎマイナスポイントを完済。順位を暫定ながら6位まで上げ、残り4節での逆転昇級に可能性を残した。「ようやく上が見えてきました。次節は上位陣との対戦なので、絶対に負けないように準備します」とさらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 吉田直+58.6
2位 仁平宣明+6.9
3位 藤原隆弘▲23.0
4位 ともたけ雅晴▲42.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から