17日、青森県八戸港で地球深部探査船「ちきゅう」が一般公開された。
 2005年に建造された「ちきゅう」の全長は新幹線8両分とほぼ同じ210mで、総トン数は5万6752トン。最大の特徴は、地球の奥底を掘り下げるために設置された巨大なやぐらだ。高さは船底から約130mもあり、海底下7000mの掘削能力を誇る。これにより、海底の地層からサンプル「コア」を採取し、様々な研究に活用。最終的には人類が未だかつて目にしていない地球の内部「マントル」を目指している。