開幕から1巡目の11試合を全敗で終え、ダントツでリーグ最下位にいたヴォスクオーレ仙台。だが、第12節のデウソン神戸戦で初勝利を挙げると、クラブ初の3連勝を飾った。
もはや、仙台はFリーグの対戦相手にとって「勝ちが計算できるチーム」ではなくなりつつある。その要因となっているのが、今シーズン途中に加入し10番を背負うスペイン人、ノエ・パルド・カルボ、通称ノエだ。
スペイン北西部の港町ラコルーニャ出身のノエは、192cm/90kgという恵まれた体格を武器にスペイン、ハンガリーなどの1部リーグで活躍。仙台に来る前は4年間、ポルトガル1部でプレーしリーグ優勝も経験している。