リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを知らない人はいないだろう。でも日本のフットサル界には、彼らに勝るとも劣らない、すごい外国人選手がいる――。
バルセロナのメッシ、ルイス・スアレス、ネイマール(現在はフランスのパリ・サンジェルマンに移籍)の「MSN」、ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、C・ロナウドの「BBC」。圧倒的な攻撃力を持つ彼らを、人々は、頭文字をつなげてそう呼んでいる。
日本最高峰のフットサルリーグ、Fリーグで首位に立つ名古屋オーシャンズにも、そんな攻撃力を備える強力なトリオがいる。ヴァルチーニョ、ルイジーニョ、ラファという、3人のブラジル人だ。彼らは、王座奪還を狙うクラブが今シーズン獲得した、特長の異なるストライカー。シーズンが終わる頃には、彼らはきっと「WLR」と呼ばれているだろう。