先日TVアニメ化が発表された伊藤潤二作品の正式アニメタイトルが、「伊藤潤二『コレクション』」となり、TOKYO MXにて2018年1月7日（日）22:00～、放映スタートすることが決定した。
公開された田頭しのぶ監督描き下ろしのキービジュアルには、淵（「ファッションモデル」）、押切トオル（「押切異談」）、富江（「富江」シリーズ）、双一（「双一」シリーズ）、四つ辻の美少年（「死びとの恋わずらい」）、夕子（「なめくじ少女」）と、伊藤潤二作品を代表する6キャラクターが描かれており、非常にインパクトのある1枚に仕上がっている。
ただこれらのキャラクターが、アニメに登場するのか否か、登場するとしてどの話数に登場するのかは、事前に告知はされていない。視聴者の方にワクワクしながら放送を見て欲しいという作り手の意図により、今作は全話数を通して、放送当日までOAエピソードが伏せられたままとなる。
そして、アニメのOAに先駆けて、12月7日（木）に『伊藤潤二研究 ホラーの深淵から』と題したファンブックの発売が決定。伊藤潤二先生のインタビューや未公開エピソードの掲載を始め、代表作を様々な角度から捉え徹底的に解剖する盛り沢山な内容となっており、ファンは勿論、アニメ化の発表を機に作品を知った方にも、楽しんで頂ける一冊となっている。
またアニメ化を記念して漫画サイト「ソノラマ＋」では、伊藤潤二作品の無料配信を続行。アニメの放映を待ちきれないファンの為に、原作となる『伊藤潤二傑作集』を無料で公開している。
TVアニメの放送スタートまで、あと3ヶ月を切った「伊藤潤二『コレクション』」。今後の更なる追加情報にも注目だ。
（C）伊藤潤二／朝日新聞出版・伊藤潤二『コレクション』製作委員会
