「後ろにもう区切りをつけて結論を出そう。16日に解散をします。やりましょう、だから」「今総理、16日に選挙をやる約束ですね。約束ですね。よろしいんですね。よろしいんですね」
2012年11月、野田佳彦総理大臣と自民党総裁・安倍晋三氏の党首討論で飛び出した解散発言。このわずか2日後に衆議院は解散し、師走の総選挙に突入、民主党政権から自民党政権へと再度の政権交代が起こった。これはかつて志半ばで総理を辞任した安倍氏の"究極のリベンジ"でもあった。AbemaTV『AbemaPrime』が注目すべき過去の衆院総選挙を振り返るシリーズの第5回は、自民党・安倍氏が再び政権を奪取するに至る過程を振り返る。