麻雀の女流プロ20人によるリーグ戦「シンデレラリーグ」の決勝が10月14日、都内で行われ、中山百合子(日本プロ麻雀協会)が半荘4回のうち3回トップの圧勝で、初代シンデレラに輝いた。
準決勝を1位で通過してきた中山は、予選からのポイントがリセットされた決勝の1回戦で、▲46.3のラス発進。他の3人に遅れを取ったものの「初戦がラスでよかった。その後に冷静に打てた」と優勝へとはやる気持ちを落ち着けると、続く2回戦でトップを取り早くも2位に浮上。3回戦のトップで首位に躍り出ると、最終4回戦も東2局でリーチ・ツモ・発・ドラ5の倍満をアガり、3人の大逆転の芽を刈り取った。「麻雀歴は3年目ですが、師匠にリーグに向けて特訓に付き合ってもらい、負けた時もメンタル面で支えてもらいました」と、明るいキャラクターの中山も声を詰まらせた。