麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」を決める、雀王決定戦の1日目が10月14日に麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、初の雀王を目指す金太賢が、半荘5回のうちトップ2回、2着2回などの好成績でトップに躍り出た。
4年ぶり4度目の決定戦出場となった金は、試合前に「これまでの麻雀人生で間違いなく今が一番強い」と自信を見せると、言葉どおりの実力を発揮。最終5回戦こそラスを引いたものの、その他の4回戦は2着、トップ、トップ、2着とプラスを積み上げ、+92.1と絶好のスタートを切った。
過去4度、雀王を獲得している鈴木たろうは2位発進。現雀王の角谷ヨウスケは1人マイナスの▲138.1と大きく出遅れた。2日目は10月21日に行われる。
【1日目結果】
1位 金太賢+92.1
2位 鈴木たろう+43.4
3位 田内翼+1.6
4位 角谷ヨウスケ▲138.1
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のAリーグ(14人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(C)麻雀スリアロチャンネル ※画像はFRESH!から