日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第7節C卓が10月17日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、佐々木寿人がトップを取ったものの、降級圏からの脱出はならなかった。
リーグで16人中13位と、下位4人の降級圏内に甘んじている佐々木は、1回戦でトップを取り好スタートを切ったものの、その後は4人が横一線。4回戦のオーラスで逆転の満貫をツモ上がりし、卓内トップをもぎ取った。+17.7ポイントと卓内トップながら小さな加点で、リーグ順位は13位のまま。「展開は厳しかったが何とかプラスにできてよかった。とはいえ、まだまだ苦しい位置なので、気を抜かずに頑張ります」と、次戦での降級圏脱出を狙っていた。
【試合結果】
1位 佐々木寿人+17.7
2位 山田浩之+15.8
3位 荒正義▲9.3
4位 望月雅継▲24.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から