23日午後、衆院選の結果を受け安倍総理が記者会見を開いた。
会見で安倍総理は公明党の山口那津男代表との党首会談で連立継続を確認したことを報告、「より一層厳しい眼差しが注がれる、そのことを全ての議員が強く意識しなければならない、真摯な政権運営に全力を尽くさなければならない」とした。
記者からは、公約の柱に据えた憲法改正に関する質問が集中。今年5月に"2020年までの施行を目指す"としたことについては「これまでも申し上げているとおり、スケジュールありきではない。基本的な考え方に添って具体的案について党内で検討・議論を深め、自民党としての案を国会の憲法審査会に提案したいと考えている。その上で国会における議論、国民的な理解を深めていきたい。(改憲に前向きとされる)希望の党はもちろんのこと、与党だけではなく、野党も含め幅広い合意を形成するよう努力しなければならない」と述べた。