日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第10節B卓が10月30日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、伊藤優孝が卓内トップを取り、暫定ながら順位を1つ上げて5位となり、3位までの鳳凰位決定戦へ一歩前進した。
暫定6位でこの日の対局を迎えた伊藤は、残留争いをしている他の3人相手に1、2回戦と連勝。3、4回戦でポイントを減らしたものの、+25.7ときっちりポイントを稼いだ。リーグ戦も残すところあと2節となったが「決定戦に残るためにも、次節は4位以内に入れるように攻めていきたい」と、意欲十分だった。
【試合結果】
1位 伊藤優孝+25.7
2位 勝又健志+4.9
3位 和久津晶+1.9
4位 前田直哉▲33.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から