日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第8節A卓が10月31日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、白鳥翔がトップを取った。2位に入った佐々木寿人も高ポイントで、降級圏内の脱出に成功した。
第7節終了時で白鳥は16人中15位、佐々木は同13位と、いずれも下位4人の降級圏内で苦しんでいたが、この日は白鳥が2着3回にトップ1回。佐々木も確実にポイントを重ねた。3ケタあったマイナスポイントを▲90.2まで減らした白鳥は「今日の麻雀ぐらい打てれば残留できると思うので、必死で残留したいと思います」と手応えを感じていた。また暫定ながら12位と降級圏内を脱出した佐々木は「昇級ラインまで100ちょっとなので、あと3節あれば上が目指せる」と、一転昇級も目論んでいた。
【試合結果】
1位 白鳥翔+51.2
2位 佐々木寿人+44.5
3位 古橋崇志▲15.5
4位 仁平宣明▲80.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から