1日、特別国会が招集され、衆院本会議で自民党の安倍晋三総裁が第98代の内閣総理大臣に選出された。安倍総理は各党へのあいさつ回りを行い、立憲民主党の枝野幸男代表、希望の党の笠浩史国対委員長らと握手を交わした。夕方、安倍総理は第4次安倍内閣の組閣作業に入り、財務大臣に麻生太郎氏、総務大臣に野田聖子氏など、8月に組閣された第3次内閣の閣僚全員が再任された。
 同日夜の記者会見の冒頭、安倍総理は「先の総選挙において、これまで3回の中で最も高い得票数によって私たち自由民主党を力強く信任してくださった国民の皆様に対し、改めて厚く御礼を申し上げる。その負託にしっかりと応えていかなければならない。責任の重さを深く胸に刻み、謙虚な姿勢で、自民党、公明党の強固な安定した連立基盤の上に真摯な政権運営にあたっていく」と述べた。