日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第8節C卓が11月14日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、吉田直が卓内トップを取り、リーグ順位で暫定4位に浮上した。
上位2人がA1リーグへと昇級できるリーグ戦で、吉田は対局開始時点で暫定6位。同1位の紺野が大きく抜け出し(+235.7)、同2位の猿川(+115.7)を目指す戦いだったが、吉田直は1回戦から3連続2着と安定。最終4回戦でトップを取り、約50ポイントの上積みに成功した。「最後はついてました。ずっと2着で来られたので、最後だけフルスイングしました。ここまで来られたので、上だけ見て頑張りたいです」と、気持ちを新たにしていた。
【試合結果】
1位 吉田直+49.1
2位 黒沢咲+13.6
3位 荒正義+8.0
4位 ダンプ大橋▲70.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から