9月に王座決定トーナメントが開催され、久保優太が初代王者となったK-1ウェルター級(-67.5kg)に、新たな強豪が参入する。
「みんな嫌でしょうねぇ、僕が落としてきて」と笑うのは、城戸康裕。旧K-1の時代から70kgで活躍してきたベテランが、ここにきて階級転向を果たすのだ。その1戦目は、11月23日のさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会。城戸は木村“フィリップ”ミノルと対戦する。
「今までって、ほとんどの選手が減量がきつくなって階級を上げてたんですよ。で、勝てなくなって引退するみたいな。僕はその逆をやってやろうと。単純に面白いんじゃないかっていう発想ですよね」