2017年はDDTプロレスの旗揚げ20周年という記念イヤーであり、また団体史上最も“激動”の年になった。次から次へと変化が起きたのだ。
まずは3月、20周年記念大会をさいたまスーパーアリーナで開催。メインで竹下幸之介がHARASHIMAを下し、団体のシンボルであるKO-D無差別級タイトルを獲得した。これはビッグイベントでのタイトル移動だけに、世代交代の意味も大きい。
その後、竹下は4月の後楽園ホール大会で遠藤哲哉と60分フルタイムドローの死闘を展開するなど、防衛戦のたびに成長。王者として、新エースとしての風格を増していった感がある。7月のマイク・ベイリー戦も名勝負だった。