日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第9節B卓が12月5日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、リーグ4位だった吉田直が卓内トップを取り、順位を暫定ながら1つ上げ、昇級争いに踏みとどまった。
吉田は立ち上がりの1回戦、南場の親番で7本場まで積み上げるなどし、大きなトップを取ると、残り3回戦はリードをいかして逃げ切り。27.5ポイントを稼ぎ、暫定ながらリーグ3位となると、同2位の黒沢まで5.5ポイント差に迫った。残り2節、8回戦となり、上位2人という厳しい昇級争いとなるが「プラマイゼロで考えるとあまりよくないので、なるべくたたくように頑張りたいと思います」と、攻めの姿勢を貫く意気込みだった。
【試合結果】
1位 吉田直+27.5
2位 古橋崇志+27.2
3位 猿川真寿▲25.1
4位 望月雅継▲29.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から