山梨県を舞台にキャンプ好きな女子高校生たちのゆるやかな日常を描く、芳文社「まんがタイムきららフォワード」で好評連載中のコミック『ゆるキャン△』(あfろ著)。1月4日(木)より放送されるアニメ『ゆるキャン△』の1話・2話の先行上映会が、12月10日(日)にTOHOシネマズ新宿にて開催された。

▲左から高橋李依、原紗友里、花守ゆみり、東山奈央、亜咲花、佐々木恵梨
本編上映後にトークショーが行われ、各務原なでしこ(かがみはら・なでしこ)役の花守ゆみり(はなもり・ゆみり)、志摩リン(しま・りん)役の東山奈央(とおやま・なお)、大垣千明(おおがき・ちあき)役の原紗友里(はら・さゆり)、斉藤恵那(さいとう・えな)役の高橋李依(たはかし・りえ)が登壇した。
花守は2つ結び、東山はお団子ヘア、原はメガネをかけ、高橋は恵那の飼い犬・ちくわをイメージした茶色のもこもこカーディガンを羽織るなど、それぞれに自身が演じるキャラクターをイメージさせる出で立ちで登場。

はじめに自身が演じるキャラクターについて聞かれると「なでしこちゃんを演じる際には、作らない自然なかわいさを意識しています」と言う花守に、東山が「姪っ子が走り回っているみたいなかわいさです!」と笑顔を見せつつ、自身が演じるリンについては「静かに穏やかにキャンプを楽しむソロキャンパー」と紹介。
続いて原が「千明はテンションの高い女の子。好きに演じさせていただいています(笑)」と言えば、東山が「原さん自身もみんなのムードメーカーです」と明かしたり、東山の振りで高橋が「斉藤さんだぞ!」と某芸人の真似をしてカーディガンをひらりとさせたりと、4人のトークからは仲の良さ、現場の雰囲気の良さがひしひしと伝わってきた。
なお、豊崎愛生(とよさき・あき)演じる犬山あおい(いぬやま・あおい)に関しては、原いわく「あおいちゃんはツッコミとボケのバリエーションが多彩。千明とセットでお楽しみください」とのこと。また、大塚明夫によるナレーションの魅力についても楽しく語られた。
プライベートではあまりキャンプ経験がないという4人は、アウトドア派でキャンプ経験も豊富だという豊崎からキャンプに関する話を聞いているとのことで「打ち上げはキャンプにしますか!」と盛り上がる場面も。

▲左:亜咲花、右:佐々木恵梨
さらに、スペシャルゲストとしてオープニングテーマ「SHINY DAYS」を担当する亜咲花(あさか)、エンディングテーマ「ふゆびより」を担当する佐々木恵梨(ささき・えり)も登壇。
「キャンプに行くまでの道のりや準備をしているときのドキドキワクワク感をお伝えしたいです」と意気込んだ亜咲花さんはソウルフルな歌声を、「ゆるくてピースフルなキャンプの楽しい景色を想像して作詞・作曲しました」という佐々木は透明感ある歌声をそれぞれに響かせて、2人の生歌を聴いた花守、東山、原、高橋も感動した様子。

最後は、花守が「美麗な絵、彩る音楽、キャラクターの声など、すべてが重なって生まれるきれいな空気感を、ぜひたくさんの方に楽しんでいただければと思います。そして、全12話を見終わって、キャンプに行きたい!と思っていただけたらうれしいです」という言葉で締めくくった。
(C)あfろ・芳文社/野外活動サークル

