日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第10節A卓が12月11日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、吉田直がポイントを積み上げ、リーグ暫定2位に浮上した。
吉田は1回戦でラスを引く立ち上がりだったが、直後の2回戦で6万点超のトップを取り、マイナスポイントを一掃すると、後半の半荘2回もまとめ、32.0ポイントの上積みに成功。A1昇級となる上位2位に暫定ながら食い込み、最終節を各選手の順位やポイントを見ながら戦える最終卓の権利を得た。「予定通り1つずつ順位を上げて、ついに2位まで来ました。最終節、首位になりA1昇級します」と力強く宣言していた。
卓内トップとなった麓は、70ポイント近い快勝で、降級圏からの脱出に成功した。
【試合結果】
1位 麓征生+68.7
2位 吉田直+32.0
3位 客野直▲36.3
4位 佐々木寿人▲64.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から