『格闘代理戦争』(AbemaTV)のトーナメント一回戦が、1月8日に新宿FACEで実施される。この番組はレジェンドファイター4人が推薦する新鋭たちがK-1グループとのプロ契約と賞金300万円をかけて闘うというもの。12月12日の記者会見で、トーナメントの組み合わせ(以下)が発表された。
松村英明(魔裟斗推薦)vs小倉拓実(小川直也推薦)
中嶋志津麻(武尊推薦)vsスソン(山本“KID”徳郁推薦)
松村と中嶋はキックボクシング、小倉は柔道がベース。そしてKID推薦のスソンはテコンドーの実力者だ。ITFの世界選手権、アジア選手権の日本代表にも選ばれており、そのキャリアは9歳から12年間。今年5月からはKIDのジムでMMA(総合格闘技)の練習に取り組んでおり「テコンドー+MMA」のテクニックがK-1ルールに準じた今回のトーナメントでどう発揮されるのかが期待されるところ。
KID曰く「キックでも総合でもトップに立ってもらいたい」。KID自身もK-1での試合を経験しているだけに、今回のエントリーには「打撃のプレッシャーに慣れておく」という意味もあるようだ。
スソンも「いずれは総合でトップになりたい」と、両ジャンル制覇が目標。目標とする選手については「レジェンドがいますけど、それを超えて周りから憧れられる選手になりたいです」とコメント。今回のトーナメントに関しては「地味な選手が勝っても何も生まれない」「相手に興味ない。誰が来てもいつでもやってやる。」と、自信たっぷりに優勝宣言してみせた。「なりたいのはスーパースター、それだけです」というスソン。試合前から強烈なアピールに成功したと言えるだろう。