将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が12月15日、朝日杯将棋オープン戦の二次予選で、屋敷伸之九段(45)に勝利し、順位戦A級棋士に公式戦62局目にして初めて勝利した。対局後には「公式戦という舞台でA級の棋士の方に勝てて自信になりました」とコメントした。
藤井四段の通算成績は前日まで通算61局で、52勝9敗(勝率0.852)。年度成績では、51対局、42勝、29連勝(年度またぎ)で、部門“三冠”。勝率では永瀬拓矢七段(0.833)に続く2位(0.824)となっている。
朝日杯将棋オープン戦は、二次予選を勝ち抜くと16人による本戦への出場が決定する。持ち時間は各40分。藤井四段は同日、もう1局指すことが決まった。AbemaTVは、この対局の模様を終局まで生中継する。
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