12月19日(火)に東京ニュース通信社より『やっぱり友だちはいらない。』(押井守/著 )が発行される。

主な監督作品に『うる星やつら オンリー・ユー』(’83年)、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(’84年)、『機動警察パトレイバー the Movie』(’89年)、『機動警察パトレイバー2 the Movie』(’93年)を持つ押井守氏。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(’95年)はアメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録。『イノセンス』(’04年)はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(’08年)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された。
そんな異才・押井守監督による新書『やっぱり友だちはいらない。』が発売される。“友だちはいいものだ”誰もがそう言う。SNSでもリアルでも「友だち」が重要視される今は「友だちの時代」とも言えるかもしれない。そんななかで、友だちがいないと悩み、果ては心を病む人もいる。そんな友だちの時代に、「友だちは必要ない」と語る、 押井守監督による“本当に大切な人間関係は何か”を改めて問う一冊だ。
“友だちはいいもの”という世間の価値観に振り回されてないか、数だけは多いSNSでの「つながり」で友情は育めるのか、一番必要な人間関係は友だちなんかじゃなくて……など、押井守監督が自身の体験と思索の日々から語る刺激的で画期的な友だち論。 聞き手は長年の仕事仲間である映画ライターの渡辺麻紀。大人も少年少女も読みやすいインタビュー形式となっている。新しい学校で、職場で、人間関係に悩んでいる人にオススメしたい、新しい友だち観に触れることができる一冊だ。
2015年に発売され好評を博した『友だちはいらない。』に、新たな2章「SNS――匿名社会の恐ろしさ」「言葉の内実を埋めていく、それが人生です」を加えた増補版となっている。
『やっぱり友だちはいらない。』
- 著者:押井守
- 発売日:2017年12月19日(火)※一部地域を除く
- 発行:東京ニュース通信社
- 発売:徳間書店
- 定価:本体1300円+税
- 判型:四六判・224ページ

