日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第12節(最終節)A卓が12月18日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH!ほか)で放送され、勝又健志と和久津晶が来期残留を確定させた。
最終節により、前節までの成績で近い順位の選手と同卓する順位戦となったが、A卓の4人は降級となる下位2人から脱出するための戦いに。リーグ9位の勝又は、順位を見ながら冷静に打ち回し、暫定ながら順位をキープした。また和久津は1、2回戦でラスを引き、一時は降級圏に転落したが、その後巻き返しなんとか残留を決めた。「何とか残留できましたが、今期のような内容では来期も苦しむと思うので、しっかりと勉強して来期は決定戦争いができるように頑張ります」と、巻き返しを誓っていた。
【試合結果】
1位 石渡正志+23.0
2位 勝又健志+5.0
3位 前田直哉+1.9
4位 和久津晶▲29.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から