DDTのシングル最高峰タイトル・KO-D無差別級王座を保持する竹下幸之介が、12月24日の後楽園ホール大会で10度目の防衛に成功した。すでに最多防衛記録は更新しているが、それをさらに伸ばしたことになる。
今回の挑戦者はアメリカの個性派にして実力派でもあるコルト“Boom Boom”カバナ。「俺のレスリングはコメディスタイル。相手を笑わせて、その隙を突いて勝つ」というカバナはトリッキーな闘いぶりで会場を沸かせつつ、竹下を苦しめる。しかし竹下も絶妙なバランスで相手の土俵に乗りつつ“ツッコミ”に回ることで存在感を発揮していった。