絶対に取れない設定と店員の煽りで被害に、クレーンゲームを“損切りできない人”の特徴とは 2017/12/25 09:30 拡大する 大阪のゲームセンター運営会社アミューズメントトラストの社長・大平剛史容疑者ほか従業員ら5人が、詐欺の疑いで逮捕された。大平容疑者らは系列の複数のゲームセンターでクレーンゲームの景品が全く取れない設定にしたうえで、20代の女性客4人に「絶対に取れる」などと勧誘。現金約47万円をだまし取った疑いが持たれている。 警察には2015年以降、少なくとも36人約600万円の被害相談が寄せられていた。今回警察が押収したクレーンゲームの1つは、代金が1回500円~1万円と高額なもの。ボタンを押してハサミを横に動かした後、さらに前に動かし最後に紐を切って景品を獲得するクレーンゲームでは、大平容疑者の店では絶対に紐が切れないように、ハサミを動かしても位置がずれるよう機械の設定を変えていたという。 続きを読む