将棋の棋王戦挑戦者決定二番勝負の第2局で、永瀬拓矢七段(25)と黒沢怜生五段(25)が12月27日、対局中だ。
 棋王戦は、挑戦者決定トーナメントを勝ち抜いた棋士が、渡辺明棋王(33)への挑戦権を獲得する。ベスト4以上となると2敗するまで戦えるシステムで、黒沢五段は敗者復活戦を勝ち抜き、挑戦者決定二番勝負へと進出。さらに第1局に勝利した。この第2局を勝った方が、晴れて挑戦者となる。
 2人の今年度の成績は、永瀬七段が31勝8敗(.795)、黒沢五段が21勝13敗(.617)。過去の対戦成績は1勝1敗(千日手1)と五分だ。AbemaTVが独自に行ったアンケートでは、午前10時の対局開始時点でファン660人が回答し67%が永瀬七段勝利と予想した。