予想を覆すからおもしろい。AbamaTVで1月1日の午後7時から27時間生放送で行われる麻雀番組「RTD駅伝」で、事前にファンによる優勝チーム予想(6239人が回答)が行われ、白鳥チームが最下位の14%の支持にとどまった。この結果にキャプテン白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)は、「みんな分かってないなぁ…と思いました」と斬り捨てた。他チームも強豪ぞろいではあるが、むしろ相手にとって不足なし。最下位予想もどこ吹く風といった意気込みだ。
白鳥チームの顔ぶれは、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)、勝又健志、滝沢和典、和久津晶(いずれも日本プロ麻雀連盟)。今年ビッグタイトルを取るような目に見える結果がなかったせいか、ファン予想では票が集まらなかったが、白鳥は「うちの達也がこの結果を受けて、一番奮起していました」と笑い飛ばした。調子は「なんでもできる選手が多いこと」。その点で、タイプが似る小林剛チームは「あそこもオールラウンダーが揃っているので要注意」と警戒する。
劣勢からも大逆転も麻雀の醍醐味。ましてや5人のたすきリレー、27時間の長丁場ともなれば、すんなりと進むと思う方が難しいかもしれない。「予想アンケートを必ず覆します。見てろよ!」。そう言い放った白鳥が新春に大きな初笑いをする未来予想図も、十分に描ける。
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