「犯罪白書」(法務省)によると、刑法犯の検挙人員数はこの10年で減り続けている。その一方、刑務所を出所して再び罪を犯してしまう「再犯者」の数は横ばい状態だ。そんな再犯の防止に率先して取り組む経営者たちがいる。27日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、そのうちの2社を取材した。
 再犯時に無職だった人の割合は全体の4分の3。お金を稼ぐことができず、再び犯罪に走るケースも少なくない。さらに刑務所に入所している人は5万1175人、その経費は1人当たり年間300万円かかっており、実に約1500億円もの税金が毎年受刑者に使われているのだ。